第2期第4回哲学カフェ“「働くことを疑う」から”

参加していただいた方の感想

 労働と言う言葉で思い出すのは「シジフォスの神話」で、私自身も仕事が罰のように思っていましたが、今は少しでも明日は良い岩の落とし方をしようと思ったりします。  

ボランティアが、 労働であることを 含む観念が大変お もしろく自分の活 動に生かすことの できる話し合いで した。一人の人間 が恐怖自体に学ぶ ことで恐怖はもは や恐怖ではなくなります。その恐怖は人間の全体性であり私たちにとっての世界教師です。その世界教師に労働の恐怖を学ぶことこそ、労働の矛盾と迷いは解消すると思われます。

次の世代と「働くこと」が余裕のない生き方にならない知恵をだしあえたら楽しいことだな、と実感しました。

 「労働」というテーマはやはりいろいろな次元で語られるべきことで、なかなか難しいテーマですね。最終的に今の経済システムからどう自由になっていくのか?どういう制度が作られうるのか?ということに関心がいきます。配分の問題が切実ですが、自由な生き方を選べる文化も作っていかなければと思いました。

話題提供された野崎さんが、自己の経験を交えた労働観をとてもわかりやすく、話されました。勤勉は奴隷の道徳。教職の中での話がリアルで、「労働」について疑問を持たれた理由がよく分かりました。長時間労働や役割競争が、自己主張や承認願望によって行われているという現実は、理想とされた自己実現のための労働とは異なっています。そのような話から、労働の在り方について様々な意見が出され、出席者の余暇の考え方や幸福感など貴重な考えを聞くことができました。また次回を楽しみにしています。

10年近く働いた会社はブラック企業だった・・・と、実感するのは辞めてずいぶん経ってからのこと。「渦中」にいるときは、やりがいも充実感も大きかったけど、あの場所に戻りたいとは思わない。でもやっていることは変わっていないし、会社を辞めたことで、仕事そのものの魅力に気付かされた部分もある。働き方を変えると人生の見え方も変わってくる・・・。そんな安っぽい新書のタイトルみたいなことを感じた2時間でした。