運営および参加についてのいくつかの了解事項

【1】各回の発題者は、およそ30分程度のテーマについて説明を行います。それを受けて、参加者は対話を進めていきます。この際、発題者は対話がうまく進むようにコーディネーターとしての役割を担います。

【2】参加者が参加するために必要な義務はほとんどありません。唯一、誠実に話すこと、耳をすますことだけが必要です。例えば、「ヘーゲルの弁証法においては…」などの言い方ではなく、できるかぎり自分の言葉で話すこと。あるいは、分からない「ことば」について説明を求めること。など、いわば「対話の作法」を意識するということだけです。

【3】第2回目からは、ホームページ上にて発題者の「テーマ設定」についてのコメントを掲載することにします。ただし、そのことによって「対話」が制限されるものではありません。

【4】「今後(2期目)のテーマ設定」について…1期5回を目途に、参加者の合意によって作りあげていけたらいいなと思っています。必要があればゲストスピーカーを招くという方法なども考えていきたいと思います。

【5】ホームページの掲載にあたってのお願い−「問答連」の雰囲気を伝えるために写真を掲載します。できるだけ個人が特定されないような形にしますが、「掲載不可」とされる方は事前にお伝えください。

【6】情報交換のためのメーリングリストについて−基本的にはホームページ(http://www43.tok2.com/home/philcafe/)にて情報をお知らせします。その他の情報は(philcafe@freeml.com )にて行いますので、参加希望者は依頼のメールを送ってください。


 はじめての「哲学カフェ」にどれくらいの方に参加していただけるのだろうかと、ひやひやモノでした。ありがたいことに、十数名の方がおいでくださいました。当日のコーディネーター(野崎)の手違いで、開催の2時に遅刻してしまいました。お待たせして本当に申し訳ありませんでした。

 さて、映画『小さな哲学者たち』は、河野哲也さんの『「こども」哲学で対話力と思考力を育てる』(河出ブックス)にあるように「この映画は、フランスのセーヌ地方のジャック・プレヴェール幼稚園で、3歳から5歳のこどもたちと哲学対話を行った2年間の記録を集約したものです。この幼稚園は教育優先地区にあります。教育優先地区とは、社会的・経済的に恵まれていない人びとの住む地域で、移民が多い地域でもあります。この区内の学校は行政による財政面・教育面の特別な支援を受けています。担当のパスカリーヌ先生は、「愛とは何か」「賢いとはどういうことか」「どういう状態を自由と呼ぶか」、あるいは、貧富の差や人種問題に関係する問いをこの地区のこどもたちと考えてい」く姿が生き生きと描かれていました。

 映画の後は、飲み物を前にそれぞれの方から、お話しをいただきました。

 いきなり「哲学ってなんですか?」との問いです。おっと、どう答えていいのやら。「それは、哲学を名詞として考えると難しくなると思いますよ。最近は哲学を動詞として使うことが流行っているようです。例えば、子ども達は今哲学しています。哲学することはおもしろいです。なんかがありますね」と参加者から。

 「なるほど、哲学を動詞で考えるのか」といたく納得しました。そう言えば、あえてこの哲学カフェを「問答連」と名づけた意味はそういうことだったんだと再び納得しました。

 こんな風に、当日のコーディネーターが若干の感想を今後記していきたいと思っています。参加者の皆さんで、是非投稿をとお考えの方はメールをお送りください。掲載させていただきます。